狂気従容

軍事、歴史、宗教などを語ります。

2023-01-01から1年間の記事一覧

池田大作逝去

池田大作逝去。95歳だった。氏の訃報に触れて、私個人は悲しみも喜びも無い。池田大作が生きていようが死んでいようが、私の壊れた人生は変わらないからだ。創価学会3世として生まれた私は、あの男がいなければこの世に存在することも無かっただろう。存在す…

恩師の墓参り

赴いても何も変わるはずはない。失った夢や時間が帰ってくるわけでもない。それは分かっていたのだが、行かざるをえなかった。自分の意思で創価学会の墓苑に行くのはそうないことだ。 電車を乗り継ぎタクシーに乗り込んで数時間。恐らくは都心部の学会員の多…

自衛隊車両のウクライナへの提供はおそらく武器提供にあたる

日本がウクライナに100台規模の自衛隊車両を提供することになった。殺傷能力がないとはいえ、いよいよ日本も一歩踏み込んだ形だ。 https://www.mod.go.jp/j/press/news/2023/05/21_01.pdf ウクライナに提供される車両はいずれも汎用車両で、人員資材の運搬を…

原子力発電所への武力攻撃について

原子力発電所へのミサイル等による武力攻撃を危惧する話が度々話題になる。あのロシアですら原子炉建屋(格納容器)を破壊する目的で原発を攻撃していない現状、原発を直接狙うような国とまともな外交関係を築けるとは思わないけれども、実際、日本の原発が…

ウクライナへの武器提供について

岸田総理がウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した。戦時下の国を首相が訪れるのは異例のことだ。他のG7加盟国と歩調を合わせる必要もあったのだろうが、命を張るというのはどの様な立場の人物であっても簡単にできることでは無い。他国(おそら…

星の降る丘

紙は忍耐強いらしい。何を書かれても聞かされても怒らないからだそうだ。しかしながら、本当に忍耐強い点はその内容を誰かに漏らさない点にある。 横田基地のほど近く、ニュータウンと呼ぶにはいささか古い集落にM教授の家はあった。大学の教授が世間でイメ…

統一地方選挙を前に地方の話

統一地方選挙の動きが活発になっている。創価学会、公明党に限らない話である。市町村の合併等で選挙時期が重なっていない場所を除いて、日本中の地方議員にとっては4年に1度の就活の儀式とも言える。大して豊かでない市町村であれば、議員の給料は高くない…

社会保障とか税金の使い道について

「高齢者の集団自決」という発言が尾を引いている。正直、こんなにも騒ぎになるとは思っていなかった。発言した本人も、きっとそう思っていることだろう。成田氏のことについてほとんど何も知らないので、彼の為人や業績について今回話すことは無い。私が記…