狂気従容

軍事、歴史、宗教などを語ります。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

弱者男性について当事者が思うこと

弱者男性というワードが目立つようになった。私自身、似たようなことをテーマに記事を書いてきたが(自分の暗い話をしてきただけな気もする)、ネットで見かける弱者男性をテーマにした記事の多くが、女性差別(女性蔑視)やフェミニズムとの対比、差別構造…

国民の1%が自殺する国、日本

コロナ禍による自殺者数の増加を調べていて気が付いたのだが、この国おいては、国民の1%が自殺する。そういう状態が、70年以上続いている。 出典:厚生労働省ホームページhttps://www.mhlw.go.jp/content/h28h-1-01.pdf 上記リンク先にある厚生労働省の調査…

米国公文書から読む池田会長の辞任劇と昭和54年問題

何かと話題になる昭和54(1979)年4月24日、池田大作の会長辞任劇。創価学会は、池田大作の会長辞任を当日の内にアメリカ大使館に報告しています。 記録にはMESSAGE TO THE AMBASSADOR FROM DAISAKU IKEDAと書いてあるので、池田大作から駐日アメリカ大使への…

おすすめ軍事書籍ー容赦なき戦争

第二次世界大戦を、戦域で大きく分けるならば3ないし4地域に分類できるだろう。西部ヨーロッパ戦線、東部戦線(独ソ戦)、太平洋戦線、これに中国戦線を入れて3ないし4地域だ。 この中で、ダントツ地獄なのが東部戦線である。海外の研究によれば、ソ連の捕虜…

創価学会員と立憲民主党

創価学会の会員が本気で立憲民主党支援に回ればそれなりの勢力を手にすることが出来るでしょうが、非常に難しいのが現状です。その理由を以下3つ示します。 1、公明党以外を支援する学会員は非常に少数である2、民主党時代の学会批判を忘れない学会員が多い3…

おめすす軍事書籍ー ペリリュー・沖縄戦記

3.7%。米国海兵隊の第二次大戦における戦死率である。主要参戦国の中で、兵士の損害の比較的少なかった米国であるが、その中で最も戦死率の高かった軍集団、それが海兵隊である(米国海事局商船乗りの方が死亡率は高く、4.5%)。 軍隊全体の死亡率が、25%…

おすすめ軍事書籍ーこれが人間か

人間の条件を問う。それは非常に危険な意味合いを持つ。ある特定の条件を持って人間を定義すれば、ほぼ確実に、人にして「人間でない」存在を作り上げることになる。それを許せば、収容所の扉が開くことになるだろう。 前回に引き続き、ホロコーストを題材に…

大学時代の与太話。あるいは、ホラ話。

これは完全な与太話。あるいは、ホラ話かもしれない。 2007年の冬、私は完全に病んでいた。自分の中に貯めこんでいた諸々の不具合が爆発し、大学を半年近く休み(勝手に休み)、留年するところだった。人生お先真っ暗になったタイミングは何度かあるが、あれ…

翻弄された沖縄公明党-在日米軍基地政策への葛藤

米国の公文書をもとに、沖縄公明党(と沖縄創価学会)の在日米軍基地政策に関する葛藤について、簡単に紹介します。 今回紹介するのは、CIAが1968年および1969年に作成した極東アジアの情報分析資料です。CIAというと、謀略・陰謀の実行機関のようなイメージ…

連立政権ー歴代2位の与党歴の公明党

1945年、大日本帝国は連合各国に無条件降伏。戦後日本がスタートします。敗戦による混乱と戦前・戦中の影響から、この時期の日本政治はカオスを極めます。状況が落ち着き始めるのは1955年、 1955年、保守政党の合併により自由民主党(自民党)が結党されます。…

創価教育機関の余命

創価学会青年部・未来部のリアルな人数を知りたい方が多いのか、以下の記事がよく閲覧されます。 kyouki-shouyou.hatenablog.com 「男女青年部が120~150万人程度」の計算方法を示しておきます。また、全国未来部20万人の情報源(根拠)についても簡単に紹介し…

おすすめ軍事書籍ー普通の人びと

第二次世界大戦の中から最大の悲劇を選ぶとしたら、ナチスが実行したホロコーストだろう。数多の惨劇を歴史に刻んだ前大戦だが、ホロコーストとその周辺でおきた大量虐殺は、犠牲者の数でもその内容においても、群を抜いて酷い。 ナチスとホロコースト関係の…

感覚の違いを乗り越えるのは難しい

私の職場で異性経験がないのは、多分私だけだ。全社員に聞いて回ったわけではないが、わたしのオフィスのある階層(20人程度)では、私だけだと思う。基本既婚者か恋人がおる。 だから何だよって話だが、非モテや異性交遊の少なさを嘆いているわけではない(…

科なくしてテロリスト

テロリストとは交渉しない。実際には、裏で秘密裏に交渉があるにせよ、先進各国の基本方針は、テロリストとの交渉には応じないことになっている。 テロリストの要求に応じれば、受け渡した身代金等が次のテロ組織の資金源になりうる。また、暴力を持って脅迫…