狂気従容

軍事、歴史、宗教などを語ります。

2021-01-01から1年間の記事一覧

私観みなぎる回想(国防議論とかその辺)

ウクライナ危機に台湾有事、最高額を更新し続ける防衛費と国防議論を加速させそうな話題がチラホラ見受けられる昨今。私観100%で国防議論とかの流れを振り返りたいと思います。まぁ言うて私の年齢的に2000年以降に限定されますけれど。 第二次世界大戦敗戦…

久しぶりの上京

金曜日、久しぶりに上京した。年間で取らなければならない有給日数に足りていなからと有給を取るように促されので、丁度推しのアイドルのイベントをやっていたこともあって急遽東京に遊びに行くことにした。年間で土日のサービス出勤が20日くらいあったの…

アメリカ空母に助けられた話

以前にも書きましたけれど、私は2007年の冬、人生最悪の時期にありました。その後も何度か酷い時期がありましたが、2007年の冬が1回目の試練でした。大学を休み続け、留年するかどうかの瀬戸際に居ました。まぁ当時は留年するかどうかすら、どうでもいいって…

ウクライナ紛争の情勢悪化について

ウクライナ情勢がきな臭くなっている。 最悪の場合、欧州全域を危機的状況に陥れ、ひいては世界全体に暗い影を落とすことになるだろう。まずはこれまでのいきさつを簡単に説明する。 2013年11月に首都キエフの独立広場から始まったデモ活動は、多数の死傷者…

ブログを始めて1年が経ちました

タイトルにありますように、早いものでブログを始めて1年が経ちました。 まずは本ブログを閲覧してくださっている方に感謝の言葉を述べたいと思います。この様な辺境の地を覗きに来てくださり、ありがとうございます。 最初の紹介文にありますように、本ブロ…

シラフが辛い日曜日

シラフの週末は辛い。暇を毒物に例える人がいるが、理解できる。考える時間が無いほど忙しい方が楽なのかもしれない。考え始めると正気ではいられない、それが私だ。 30も半ばを過ぎようとしているが、まことに残念な日々を送っている。夢も希望もない。楽し…

公明党の安全保障政策、支持者への故意犯的裏切り(1977~78年の外交公電より)

前回、1977年の時点で公明党の表向きの安全保障政策は看板広告に過ぎないこと、当時から二枚舌だったことを記事にしました。 今回は、矢野書記長(当時)訪米後の公明党の動向に関する主要公電2報を軸に話を展開していきます。機密区分は全てConfidentialです…

公明党の安全保障政策、その二枚舌(1977年の外交公電より)

以前にも少し紹介しました公明党の安全保障政策の変化について、複数のアメリカ外交公電を引用しながら考察します。 公明党の安全保障政策が公的に変更されたのは1981年です。以下、公明党のHPより引用します。 “公明党は1981年12月の党大会で、党のそれまで…

創共協定と反共勢力としての創価学会(1975年のアメリカ公文書より)

創共協定に関する公文書を紹介する。タイトルは、「AMBASSADORS CONVERSATION WITH SOKA GAKKAI PRESIDENT ON NOV 17, 1975(大使と池田大作の会談:1975年11月17日)」。中々に刺激的だ。現状オンラインで確認できる範囲では、池田大作と米国とのやり取りが…

インセルはテロの潮流になるか

先週は終戦記念日だった。まぁ実際は敗戦の日だろう。それは置いておいて、今年は戦争特集が少なかったように思う。コロナにオリンピックと、話題を取られた感がある。8月ジャーナリズムも76年。当事者世代から話を聞ける機会も減少している。 9.11から20年…

結婚とか労働とか弱者男性とか(ほぼ雑談)

男女別の年収と未婚率の関係を見れば分かるが、男は稼げない=独身。年収と未婚率に割ときれいな比例関係がある。女性は違う。本人の意思は別にして、女性は経済弱者でも結婚して養ってもらうという救済手段がある。男性の場合はない。公的福祉も貧弱なら、…

おすすめ軍事書籍ードキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争

プロパガンダ。一番有名なのはナチスのそれだろう。戦争に限らず、都合の良い世論なり世相なりを形成させたいと思う者は多い。自らが望む方向に社会を誘導する。それは困難ではあるが不可能なことではない。実際、ナチスを含めそれに成功した連中は居る。私…

宗教から離れたいときー宗教2世3世へのTips

前回宗教2世・3世について記事にしたが、あらためてTwitterを眺めてみると、以前に比べ宗教2世・3世のリアルな呟きが多いことに気付かされる。宗派を超え、多くの方が自身の生まれ育ち、親族の信仰に悩まされている現実。創価学会3世として、イカレタ宗…

宗教2世・3世の問題について

宗教2世・3世の話題が、主要メディアにおいてもチラホラ取り上げられるようになってきた。もう何年も前から、SNS上では宗教2世・3世同士のゆるーいネットワークが形成されてきたが、社会問題としての認知度が向上しているのだろうと思う。差別に甘いと言われ…

創価学会の推移(年表)

ざっくりこんな感じ。取り敢えずのVer1.0。 2021/8/10 Twitterのサービス開始時期を訂正

恩師逝く

恩師が亡くなった。正直、突然の訃報で実感がない。もっと長生きして、自分の人生を謳歌すると思っていた。周りの人を振りまわすのが得意で、癖がありつつも、みなに愛される人物だった。90歳くらいまで、好き勝手やりながら生きるものだと思っていた。孫の…

おすすめ軍事書籍ー兵士たちの戦後史: 戦後日本社会を支えた人びと 

もはや戦後ではない。1956年の発言は、経済復興に関連したキャッチコピーであったかもしれない。では、日本が本当の意味で戦後ではなくなるのはいつだろうか。歴史は断絶を許さないだろうから、いつまでも戦後は続くのかもしれないが、一つの区切りを作るな…

自殺を否定できない

最初に断っておくが、誰かの自殺を推奨・ほう助するつもりも、私自身が事を起こすつもり無い。私の頭の中に、クルスクのT34や112高地のシャーマンの如く湧いて出てくる希死念慮に対し、理性を持って反論論する中で、どうにも対応できないので、考えをまとめ…

ブラックユーモアの嗜み

私はブラックユーモアが好きだ。風刺とか皮肉の類が大好きだ。不謹慎なジョークが大好きである。だが嗜み方として、発言を聞いて傷つく人がその場に居ないことが条件になると思っている。事実上、誰もが閲覧できる現在のWEB世界においては、ブラックユーモア…

おすすめ軍事書籍ー裏切られた空 Der verratene Himmel

書籍を紹介する時、その本を読み返さずに紹介できるだろうか。もし出来るとしたら、その本は、その人にとって特別な本だろう。私にも何冊かそんな書籍がある。今日紹介するのは、その1冊だ。タイトルは「裏切られた空」。 「裏切られた空」はドイツ語原題「…

半径5mの地獄

この前の金曜日、母親が選挙支援で東京に行ったそうだ。この文字通りの非常事態に選挙支援が為、東京まで行く。愚行なんてレベルではない、反社会的行為と言っていいだろう。 創価学会員の活動家が選挙支援活動を熱心にやるのは毎度のことだが、この状況下で…

創価学会の女性について

女性部とかいう組織が発足するらしい。敗北や衰退を正面から受け入れられない組織。創価学会の少子化はとんでもない速度だから、もうどうあがこうと、未来なんてないのだ。 創価学会の会員数について(圧倒的な少子化) - 狂気従容 創価教育機関の余命 - 狂…

20021年 東京都議会議員候補 Salemのマニフェスト

本記事はブラックジョーク溢れる風刺の世界です。不謹慎な発言をします。倫理的に際どい表現を含みます。人によっては不快な思いをします。また架空の話であり、Salem立候補はありません。最後の項目を除き、思想的な本心でもございません。承知の上でお読み…

心こそ大切なのか

「ただ心こそ大切なれ」(四条金吾殿御返事)この文言、創価学会員が好んで引用する一節ではないでしょうか。 「心の師とはなるとも心を師とせざれ」(兄弟抄)こちらも引用されることが多い文章ですね。 ここでは両遺文の意義・中身は吟味しません(ちなみにです…

池田大作との思い出

生活のため、生きるため、信仰あるいは創価学会というコミュニティーを認める必要があった私にとって、心の底から素直に池田大作を尊敬したことも、師と仰いだことも、無かったと思う。「尊敬しなければいけない」という強迫観念とそこから生じる「尊敬しよ…

池田大作怒る(創価大学での思い出)

かつて、本部幹部会など大きな会合の席上、壇上に居並ぶ幹部を池田氏が強烈に糾弾することがあったのは有名な話です。 本部幹部会等で幹部を糾弾するのは参加者の記憶に残すという面もあると思いますが、会長辞任以降は、学会本部周辺に影響を与える手段の一…

本部職員の傾向

私は、学会本部(地方会館配属、聖教新聞配属含む)と関連団体(大学、ニット、第三文明等)に新卒で採用された方を思い出せるだけで19人知っています(男性15人の女性が4人)。現役の職員、関連団体関係者はカウントしていません。あくまで新卒採用を得た方…

本部職員の存在意義

本部職員の存在意義とは何でしょうか。宗教専門家として会員への奉仕が仕事のはずですが、職員がいるお陰でありがたいと思えるようなことが殆どありません。私が創価学会に専従職員が必要だと感じる機会は、墓苑を訪れた時くらいでしょうか。葬儀(儀典部)…

創価学会の教義問題(無量義経と戸田城聖)

「無量義経」が「偽経(中国撰述)」であれば、創価学会は触れたくない難問を追加でオーダーすることになるでしょう。恥ずかしながら、私も今まで気にすることはありませんでしたが、「無量義経」が「偽経(中国撰述)」であれば、創価学会はかなり苦しい立場に…

約束された崩壊へ(創価家族の末路)

詰んだ世界で何をすべきか。何かする必要があるのだろうか。休日だというのに、全く心が休まない。家に居ると、嫌でも家族のことを考えてしまう。この時期、外出は難しい。自分もコロナの影響を受けているのだと実感した。コロナ恐るべしだ。 約束された崩壊…