狂気従容

軍事、歴史、宗教などを語ります。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

他人の人権が嗜好品になりつつある

他人の人権が嗜好品になりつつあると思う。そういう、コンセンサスが形成されつつある。 現在、日本をはじめ、多くの国で「基本的人権の尊重」がうたわれています。日本においては、国民主権、平和主義と並び、日本国憲法の3本柱、根幹となる理念とされてい…

コロナはテロを誘発する2(身近な動機)

殆どの人は忘れていると思いますが、2019年1月1日、高圧洗浄機を炎放射器に改造し、テロを計画した男が逮捕されています。以下事件のニュースリンク先。 https://www.fnn.jp/articles/-/9217 結果的には、高圧洗浄機が灯油を上手く吸い上げず、彼の計画は失…

アメリカ創価学会の衰退

前に、日本の創価学会組織が衰退傾向にあることを記事にしました。 kyouki-shouyou.hatenablog.com では、海外組織(SGI)は実態としてどうなのでしょう。会員数が頭打ちの日本と違って、進捗傾向にあるのでしょうか?それとも停滞しているのでしょうか? 実際…

創価学会員物語2(婦人部の特異性)

前述した内容は、創価学会が独自に抱えていた物語ではありません。戦後日本社会に関連して紡いできた物語であり、戦後共有というシチュエーションです。 では、創価学会オリジナルのシチュエーションは存在するでしょうか?幾つかあると思います。私が考える…

創価学会員物語1(仕事と家族)

創価学会員は物語を追いかけてきたのではないでしょうか。学会員に限らず、生きるということは物語を作る事なのではないかと思います。価値創造、価値を見出すということは、心地よい物語を作るということではないでしょうか。思想や教義はあくまで、生活(人…

池田大作と公明党の相違2(創共協定に関連する公文書より)

今回は創共協定に関して、当時の池田大作の動向を交えつつ紹介します。紹介する外交公電は2報。1報は創共協定が締結されたことを伝えるもの。もう1報は、宮本共産党委員長と池田会長の会談(とそれに続く創共協定)の解析といった内容です。 どちらの外交公…

池田大作と公明党の相違1(1975年の公文書より)

池田会長(名誉会長)の公明党への影響力はどの程度のものだったのか。これは多くの方が気にかけていることではないでしょうか。 また、創価学会員が公明党を支援する理由の一つに「池田先生が作られた公明党、池田先生は公明党を支持している、池田先生と公…

創価学会とアメリカ大使館(内情の伝達)

ちょっと小ネタです。矢野絢也元公明党委員長の話題を紹介します。矢野絢也元公明党委員長の証言を警戒する公明党、選挙時期を気にする創価学会に関する記述です。 文章の題名は、ASO STILL UNDECIDED, AS UNCERTAINTY OVER NOVEMBER 30 ELECTION GROWS (麻…

コロナによる自殺者数の増加

コロナ禍の影響で、自殺者数が増加傾向にあるというニュースを目にする機会が増えている。実際どうなのか、昨年の同時期と比較すると、確かに増えている。 今年の1月から10月までの自殺者数は17,219人。昨年の1月から10月までの自殺者数は17,059人。160人増…

日本の犯罪傾向(コロナは犯罪も自粛させる)

近年、日本の治安はびっくりするほど良くなっている。昭和、平成前半に比べ、日本の犯罪件数は下がり続けている。 特に今年はコロナの影響だろうか、犯罪件数ダダ下がりである(喜ばしい話です)。以下、政府の統計データを引用紹介する。 今年1月から10…

創価学会と安全保障関係(アメリカ大使館との協議)

創価学会の原田会長とアメリカ大使館関係者(公使参事官:Minister-Counselor)の会談に関する外交公電を発見しましたので紹介します。 Wikileaksから誰でも閲覧できます。2008年の2月に、シーファー駐日大使(当時)名義で作成された外交公電です。 文章の…

公明党と自民党の歴史(自公連立政権ができるまで)

今回は創価学会と自民党について記事にしたいと思います。 尚、私は政治記者でもその筋の専門家でもございません。その点ご了承の上で、以下の文章をお読みください。公表されている情報や知人からの伝聞をもとに、私の推測も交えながらお話したいと思います…

公明党の歴史(後編)

1970年までの公明党は、破竹の勢いで拡大する創価学会に支えられ選挙に勝利し続けました。強烈な信徒集団に支えられたフットワークの軽い新興勢力。しがらみが少ないという新興勢力最大の利点を生かしながら、急速に勢力を拡大していきました。 他政党をほぼ…

公明党の歴史(前編)

公明党が結党されたのは1964年ですが、創価学会の政治進出は1955年。1955年の地方選に文化部員として何名かの学会員を送り出します。 大きな地域としては、東京都議会議員と横浜市議会議員がそれぞれ1名誕生しています。また、それ以外に全国各地で51名の学…

創価学会とアメリカ大使館(政変に関連する意見交換)

皆さんもご存知かと思いますが、Wikileaks(ウィキリークス)という内部告発をサポートする有名な団体が存在します。ウィキリークスが関与した有名な暴露事件のひとつに、数年前に発生した「アメリカ外交公電流出事件」があります。25万件以上のアメリカの外…

現代日本政治のおさらい

1945年、大日本帝国は連合各国に無条件降伏。戦後日本がスタートします。敗戦による混乱と戦前・戦中の影響から、この時期の日本政治はカオスを極めます。状況が落ち着き始めるのは1955年。 1955年、保守政党の合併により自由民主党(自民党)が結党されます。…

創価学会の会員数について(圧倒的な少子化)

現在、統監(学会の戸籍みたいなもの)上、小学校1学年の未来部員の数は全国合計で1万人いません(2013年から2014年に、創価大学関係者から伺った話です。名前を披露してもよいですが、迷惑になるでしょうから、やめておきます)。 2013年あるいは2012年、小…

創価学会の歴史2

創価学会と日蓮正宗は第一次と第二次の宗創問題を経て分裂しました。分裂しただけでなく、お互いに罵り合う犬猿の仲となりました。そのためか分かりませんが、創価学会と日蓮正宗は1979年以来一貫して険悪なムードにあり、1990年前後に双方の不満が爆発して…

創価学会の歴史1

復習を兼ねて創価学会の歴史を私になりにまとめました。大まかな流れを客観的に記載したつもりです。今後、更に記述できることがあれば適宜追加します。戦後(1945年以降)の創価学会を中心に記載します。 創価学会という組織は、日蓮正宗という日蓮系教団の…

希死念慮に、自殺に飲み込まれそうになったら、他の何かをすること

私は希死念慮に苦しみ、自殺を意識することが何度かあった。 今は何とか生きている。 自殺を意識して苦しかった時、そこからどう逃げ延びたのかを以下に記す。 はじめに 私は、いかれた宗教家族のもとに生を受け、「普通」ではない幼少期を過ごしてきた。自…

いずれ起きる大規模テロ事件に関して-コロナはテロを誘発する

コロナ禍の後、あるいはその渦中、目の覚めるような大事件が起きるだろうと考えている。大規模なテロ、無差別殺傷事件が起きる。そう私は考えている。日本に限った話ではないが。 テロ事件や通り魔的犯罪は、年度によって発生件数が上下する。ランダムに発生…

大阪都構想と創価学会

何を最初に記事にしようかと考えていたが、丁度、大阪都構想の住民投票が話題になっていたので、創価学会と絡めて、記事にする。 断っておくと、私は、都構想の中身を特に調べていない。また、その賛否を表明する気もない。私がこの記事を書いた理由は、今回…

はじめにお読みください(注意書き&目次)

注意 このブログは、頭に貯めておくと駄目になりそうなことを文字にして吐き出す場所です。際どいテーマを記事にすることが多いと思いますが、それらを推奨・礼讃しているわけでありません。 また、特定のイデオロギー、思想、ある種の団体、特定政党、政権…