狂気従容

軍事、歴史、宗教などを語ります。

創価教育機関の余命

創価学会青年部・未来部のリアルな人数を知りたい方が多いのか、以下の記事がよく閲覧されます。

 

kyouki-shouyou.hatenablog.com

「男女青年部が120~150万人程度」の計算方法を示しておきます。また、全国未来部20万人の情報源(根拠)についても簡単に紹介します。

 

「男女青年部が120~150万人程度」という数字は、男女学生部を合計10万人と仮定して計算しています。10万人という数字は、2008年前後に学生部幹部の方から伺った話を基にしています。

 

男女学生部が10万人=大学に進学した19~22歳(4学年分)の合計が10万人。
話を聞いた当時の日本における大学進学率が約50%程度なので、大学進学者の2倍、つまり20万人が19~22歳(4学年)の青年部員の合計という計算になります。

 

青年部を19~40歳とすると、全部で22学年分あります。4学年で20万なので、22学年ならば110万人です。

 

19~22歳で学会員という方の多くは2世・3世の会員かと思います。青年部の1年間の折伏成果が例年約2万5千人~3万人。この折伏による増加分と、学年(年齢)が上がるほど絶対数が多いだろうことを加味して(日本の人口分布を考慮して)、120~150万人という数字を出しています。

 

これはかなり甘い見積もりです。実際には40歳前に結婚して婦人部に回る女子部の方も多いでしょう。学生部には浪人生や大学院生も加算されていますので、このあたりもマイナスですね。同学年ならば全員年齢が同じとは限りません。

 

ベースの10万人という数字は、短期大学進学者をどう計算するかで結構変わると思います。短大生が学生部の扱いになるのか、男子部、女子部の扱いになるのか。地域によって微妙に違うような気がします。

 

話を聞いた当時の日本における短大・四大進学率は約56%なので、全短大生が学生部扱いならば、10万人の2倍ではなく、1.78倍の17.8万人が19~22歳(4学年分)の青年部員の合計という計算になります。

 

一方、世間の大学進学率よりも学会内部の大学進学率はおそらく低いので、ベースとなる4学年で20万人という数字は少し高くなる可能性もあります。

 

ただ、女子部から婦人部への移行分をマイナスすると、男女青年部120万人という計算が甘い見立てであることは間違いないでしょう。

 

「2013年から2014年に、2名の職員の方から伺った話です。現在、統監(学会の戸籍みたいなもの)上、小学校一学年の未来部員の数は全国合計で1万人を割っています。未来部合計20万人の時代です。」

 

上記話は、創価大学及の入試に関係する方から聞きました。推測ですが、創価大学及び創価高校等の創価教育機関の未来について、会議かなんかで資料提供があったのではないでしょうか。

 

2013年あるいは2012年、小学校に入学した未来部員(学会所属の小学1年生の数)は8000人です。もう時間も経ちましたので、正確な人数を言っても良いでしょう。

 

人数的には創価教育の余命計算とも言える状態ですね。未来部全国20万人(未成年学会員20万人)というのも実は甘めの計算でして、8000人×18学年分としますと、144000人。15万人を切っている状態です。

 

青年部や未来部の人数を考える時、参考にして頂けたら幸いです。

 

外部志願者が多少見込める大学はともかく、創価高校創価小中学校は学会員の子供が入学して支えています。大学の場合、全国から志願者が訪れますが小中高となると中々難しいように思います(幼稚園も)。